サンデーロードレース第7戦では
ウェストチャレンジカップGP250に秋谷守選手、井上勝雄選手
鈴鹿ST600に小林竜馬選手が出場しました。

今回のレース、GP250勢は、全日本鈴鹿戦を1週間後に控えたレースという事もあって
調整を含んだ大事なレースとなりました。



<GP250予選>  
前日に降った雨の影響が尾を引き、ハーフウェットという
難しいコンディションでの予選となりました。
レインタイヤを装着して走る車両も見受けられる中、
チームモトスペースの両者はドライタイヤでのアタックを選択しました。

低い路面温度とウェットパッチが点在するコンディションで
秋谷守選手は果敢にタイムアタックし、全日本ランカーとして
貫禄の予選トップ通過!
井上勝雄選手は久しぶりのレースという事もあって、攻めきる事ができず
予選7位通過となりました。


<ST600予選>
こちらの予選が始まる頃には、ほぼDRYコンディション。
参加台数が多く、2組に分かれて予選が行なわれました。
小林竜馬選手はB組。様子をみながら徐々にタイムを上げていき
最後のラップでベストタイムをマーク!総合19位で予選通過を果たしました。

                                 

<GP250決勝>
 両者共に良いスタート!秋谷選手はホールショット!
井上選手は3列目スタートながらも2位集団に割って入り
本番の強さを発揮しました。
 秋谷選手はコントロールライン通過時に後続車が
見えないほど引き離し、もはや1周目から独走態勢。
そして2番手に現れたのは、なんと井上選手!
1週目の熾烈なポジション争いを征し2位でコントロールラインを通過!
 しかしレース中盤、後方から追い上げてきた選手が
背後に迫り、あっさりパスされてしまいました。
そのまま引き離されてされてしまうのかと思いましたが、抜かれた選手に
引っ張られる形でどんどんタイムを縮め、抜きつ抜かれつの激しい攻防。
 うまくいけば、チームモトスペースの1,2フィニィッシュかと思った矢先に
なんと秋谷選手がエンジントラブルでストップ!!。
 2位以下を大きく突き放し、周を重ねる度にコースレコードを更新する走りで
貫禄の優勝かと思われましたが、非常に残念な結果となってしまいました。
 レースは何が起こるかわかりません。

2位争いをしていた井上選手は、優勝争いへと変わりました。
毎周順位を入れ替え、最後の最後まで優勝が分からないレース。
しかし最終ラップ、抑えられる形で前に出ることが出来ず、無念の2位。

     

<ST600>
小林選手もスタート、1周目と良く、19番手スタートながら
10位集団に入る健闘を見せました。
何とか前に出ようと何度かパッシングを試みますが、
なかなか前に出ることができません。
そしてレース終盤、思い切ってブレーキング勝負に出ましたが
痛恨のミス!前車と大きく差を空けられてしまい、12位でチェッカー。
1ケタ順位を狙える位置だっただけに残念な結果となってしまいましたが
自身ST600でのベストリザルト。
次のレースに期待が高まります。

                
鈴鹿サンデーロードレース第7戦
・ウェストチャレンジカップGP250
・鈴鹿選手権ST600
DATE:2006-10-29
WEATHER : 予選WET、決勝DRY

鈴鹿サーキット西コース

秋谷守(GP250)
予選 1位
決勝 リタイヤ

井上勝雄(GP250)
予選 7位
決勝 2位

小林竜馬
予選 19位
決勝 12位