ＧＰ250に秋谷守選手、辻林憲一選手、井上勝雄選手の3名が出場しました。
秋谷選手
多少、歯車が噛み合っていないと感じているものの
本人自身、調子はいいと言うだけあって、レースの度毎にタイムを更新！
今回は地元、鈴鹿の最終戦とあって好成績が期待できます。
辻林選手
良いエンジンセッティングがみつかり、走る事が楽しい！
今、上り調子！今回のレースは特に期待できます。
井上選手
今シーズン、このレースに照準を絞ってきました。
とうとう、注目のレースが始まります。
＜ＧＰ250予選＞
序盤、井上選手は金曜日のフリー走行でセッティングを詰めきれず、終始セットアップに専念。
辻林選手は、僅か5周で自己ベストタイムを更新！しかし、以降タイムは伸び悩んでいる様子。
そのまま、各車徐々にペースを上げながら中盤、そして終盤へと向かっていきます。
そこでチームモトスペースのエース秋谷選手がタイヤ交換のためピットイン！
周囲のピットもどんどん慌しくなり各車タイムアタックに出る様子。
秋谷選手がタイミングを見計らい、ピットを離れると一気に緊張感が高まります。
そして、、、勢い良くホームストレートを過ぎていき、タイムアタック！
なんとラップタイムを２秒以上も詰め、いっきに上位に躍り出ると、更なるタイムアップの為、
もう１周！フロントロー獲得かと思われた矢先、１コーナーでスローダウン。。。
不運にもエンジントラブルに見舞われ、タイムアップはなりませんでした。
辻林選手もタイムアップならず、しかし自己ベスト更新！
井上選手は、最終ラップで自己ベスト更新！！
＜GP250決勝＞
注目のスタート。
辻林選手、井上選手は無難にポジションキープする形で１周目を通過。
秋谷選手は、、、なんと痛恨のスタートミスで16番手ほどまで順位を下げてしまいました。
１周目通過時は１１番手、６周目通過時には６番手まで順位を回復し５位争いに参加。
何とか、５位争いを征し４位の追撃に挑みたい所ですが、集団に飲み込まれる形で
なかなか逃がしてはくれない様子です。
辻林選手、井上選手は、着実にポジションアップしていき、７周目には
辻林選手が15番手、井上選手は18番手！
そして、レース終盤、秋谷選手のいる５位争いに、後方から追い上げてくるマシンが参戦。
そのまま逃げられてしまい。５位争いが６位争いへと変わりました。
その６位争いでも、コーナーで抜くとストレートで抜き返されるという絶対不利の状況で
６位入賞もあきらめかけていた、最終ラップ。
最後の最後シケインで意地のブレーキング勝負を征し、６位でチェッカー！！
入賞です。そして年間ランキングも６位に浮上！
辻林選手、井上選手は、随所でバトルを展開するものの、なかなかポジションアップ
できない様子でしたが、前車のリタイヤでポジションを上げ辻林選手は15位でチェッカー！
井上選手は18位でチェッカー！！
辻林選手はうれしい全日本初ポイントゲットです。
このレースウィーク、３名とも転倒や怪我なく、充実したレースを展開し
良い最終戦となりました。
＜ライダーのコメント＞
・秋谷守選手
予選で最後のタイムアタック前にエンジンが壊れ、８位となってしまいましたが
決勝は表彰台にあがる自信がありました。
しかし、またもやスタートを失敗。
集団から抜け出せず、その集団のトップになるのが精一杯でした。
ホームコースで調子も良かったのですが、今年１年を通して
歯車が噛み合わず、空回りの１年でした。
今年も１年間ありがとうございました。
・辻林憲一選手
フリー走行からバイク、人間とも調子がよく、転倒なく決勝まで
自己ベストを更新でき楽しいレースウィークでした。
チーム員と応援にきてくれたかたのおかげで無事完走できました。
レースは後半スタミナが切れ順位を下げましたがぎりぎりポイント圏内でゴールできました。
次回ＮＧＫ杯でもがんばりたいと思います
・井上勝雄選手
練習から周りの方々にアドバイスや手伝いをしていただき、良い状態で走ることが出来ました。
スタート〜中盤までは前走の集団に着いて、良いペースで走れましたが、
ズルズルと離されていくにともない、タイムも維持できませんでした。
しかし、現時点での実力は出し切れたと思いますので、今後は様々なベースアップを
行なって次に繋げて行きたいです。
